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『葡萄酒いろのミストラル』リーフレットと公演特設ページができました! [劇作家の時間]

まさしく三度目の正直、新型コロナによって二度の公演延期を経て、
今年の5月に今度こそ上演したい劇団結成20周年記念公演第二弾
『葡萄酒いろのミストラル』の公演特設ページができました。
リーフレットができて、ホームページがオープンすると、いよいよだなと感じます。


今回も絵本作家なかむらしんいちろうんさんによる渾身のイラストです。

通常、絵は(宣伝目的の場合は特に)メインになる何かを描くことがほとんどで、
「シンボルになるアイテムがない」絵を描いてもらうのはこれが初めてかも知れません。
ですから、打ち合わせでちゃんとイメージをお伝えできるかとても不安だったのですが、
出来上がったイラストを拝見した時、
自分の脳内に思い描いていたイメージにあまりにもハマり過ぎて言葉が出ませんでした。
(おそらく顔はにやけていたと思います)
この作品はこれまでに三度上演していますが、今回のメインビジュアルは
その時に作成したデザインとはまったく異なるものです。
作品に対する僕自身の解釈の変化ということもあるでしょうし、
今回は今回で「ゼロから新しい作品を創ろう」という覚悟の表明でもあります。

このイラストを見て、みなさんが感じるものは、きっと十人十色です。
僕なんかの具体的な説明の言葉はむしろあるべきではないと思います。
それほど柔らかで深い世界がそこにあります。

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このイラストをふんだんに使ったリーフレットは久しぶりの二つ折仕様です。
宣伝美術の廣神法子さんの魔法で今回もかわいくポップな仕上がりになっています。
「紙をめくる」ってわくわくしますよね。
何でもWEB化の時代ですが、手ざわり感のあるリーフレットは、
ナマのエンターテインメント「演劇」と通じるものを感じます。
綴じられた中面をめくると、作品のさらなる世界が広がりますよ。


このリーフレットは都内の演劇公演で配布するほか、
墨田区のシアターキューブリックのショップに置いてあります。
もし数が余れば、ミストラルの公演の際、劇場ロビーに置いてあるかも知れません。



一方、公演ホームページのメインビジュアルは、
カメラマン渡辺慎一さん撮影による写真です。
作品のモチーフでもある宮澤賢治さんが愛した自然をイメージしたものです。

実は高橋茉琴が着ているワンピースは、20年前の2002年初演時の撮影で
主演の漢那悦子が着ていた衣裳なのです~。
作品のそうした歴史も、そっと織り込まれていますよ。


公演ホームページはこちらです。ぜひご覧ください。
https://qublic.net/20mistral/


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▲ホームぺージのトップで使用している写真とは別ショットです。

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