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オオゼキタクさんのレコ発ライブでした! [劇作家の時間]

5/3(金)はローカル鉄道演劇で欠かすことのできないミュージシャン、
オオゼキタクさんのニューアルバム『いろんな風 –ローカル鉄道演劇のうた- 』
レコ発ライブイベントに駆けつけてまいりました!!

緑川は合い間のトークコーナーでのゲストとして呼んでいただきました。
僕は、物語で伝えられる分量が100だとしたら、
文章で伝えられる分量が30くらいで、
おしゃべりで伝えられる分量は3か5くらいの人間。
例に洩れず、今回も恥ずかしい限りの内容でしたが、
みなさんと過ごす時間を、僕なりに楽しませていただきました。
呼んでいただいて、そして拙いお話を聞いていただいて、
本当にありがとうございました。
シアターキューブリックの俳優陣も、タクさんと数曲一緒に歌わせてもらって、
数年前の公演の場面場面が鮮明に蘇ってきました。
音楽のチカラって本当にすごいですね~。
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そうそう、ライブハウスでの演奏は公演時のアコギ一本とは違い、
ギター、ベース、ドラム、キーボードの音が、タクさんの世界をさらに分厚く彩って、
ひと味違うローカル鉄道演劇の音楽を堪能することができました。
人が衣裳やメイクで雰囲気ががらっと変わるみたいで、アレンジって奥深いですね。


さらに、今回のアルバムを彩ったのはブックレットのイラスト!!
なんと砂絵なんですよっ!!
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「新・鉄子の旅」の漫画家ほあしかのこさんによる、
旅情のぬくもりが優しく繊細に表現された世界。
ライブ会場では、砂絵の原画も展示されていました。
お芝居でも音楽でも絵でも、やっぱり作品で一番感じたいことは、
「ぬくもり」なんだろうなあ。いつまーでも見ていたい、やさしい絵です。
その砂絵から始まるアルバムのブックレットは、
ローカル鉄道演劇の歴史とその世界を、分かりやすく紹介する
まるでガイドブックのようなゴージャスな構成でびっくり!
ブックレットでは緑川も冒頭の文章を書かせていただきましたよ。
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アルバム製作をプロデュースした栗原千温さんと、オオゼキタクさんと。


アルバムタイトルの通り、今回のアルバムは、
シアターキューブリックのローカル鉄道演劇のために書き下ろしてくださった
オオゼキタクさんの曲を集めたもので、僕にとっては、まるで自分の作品!
僕が「自分の作品だ」と思えてしまえるくらいに、
タクさんが創った音楽たちは、作品の本質部分や人物の心情に迫っていて、
物語とも車窓の風景とも切っても切り離せない旋律ばかり。
だから、音楽を聴くだけで、各シーンの俳優の表情や言葉、
その時の風景や風までもが思い起こされます。
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もしかすると、お芝居をご覧になっていない方がこれらの音楽を聴いたら、
物語のシーンの代わりに、みなさんの人生の断片が蘇ってくるのかも知れません。
それくらいに、タクさんが紡ぎ出す音楽たちは、
誰かの人生に優しく寄り添うメロディなんだろうなあと、あらためて感じました。
ぜひとも多くの方に聴いていただきたい切なさ全開のポップミュージックです!
全国のCDショップ、Amazonなどでお買い求めいただけます。


そんなオオゼキタクさんと、今年の7月にまたまた作品を創ります!
“ローカル鉄道演劇発祥の地”千葉県の銚子電鉄さんにて
『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』を運行上演します!
「そこへ足を運ばないと観られない」演劇の特性と、
旅の魅力を掛け合わせたローカル鉄道演劇!

ぜひ、みなさん体験しに来てくださいねーー!!

『銚電スリーナイン』公演サイトはこちら→ http://qublic.net/choden999R2/ 2018-05-03 22.48.38.jpg
▲とーってもお気に入りの一枚(*^_^*)

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