シアターキューブリックのワークショップオーディションを開催します! [劇作家の時間]
今年の11月21日~25日、浅草の新劇場「浅草九劇」にて上演する
シアターキューブリックの新作公演『十二階のカムパネルラ』の
出演者ワークショップオーディションを開催します。
近年では、列車内でお芝居をするローカル鉄道演劇をはじめ、
劇場を飛び出して、本来演劇を行なう場所ではないところでの
演劇作品を創ることも増えてきたシアターキューブリックですが、
もともとはエンターテインメント要素満載の劇場芝居が
シアターキューブリックの演劇の本流です。
11月公演は『十二階のカムパネルラ』という新作を上演します。
僕が敬愛してやまない童話作家・宮沢賢治さんをモチーフに、
なおかつ、浅草が舞台の物語です。
「浅草」と「宮沢賢治」はなかなかリンクしない二つですが、
創作要素を織り交ぜながら、賢治さんの作品世界の魅力に迫りたいと思います。
今月17・18日の両日に開催する出演者ワークショップオーディションでは、
シアターキューブリックが18年間の活動で培ってきた劇団メソッドを体験してもらいます。
シアターキューブリックの演劇はダンスシーンもあったり、
音楽をふんだんに使う作品が多いのですが、
音楽と演技をリンクさせるには、リズム感のある演技が重要です。
音楽と演技双方のリズムが絶妙に合わさることで、
観客は初めて、その作品の脈動を楽しむことができます。
シアターキューブリック以外の演劇公演においても、
音楽との「共演」の技術は重要になるはずですので、
きっと何かヒントになる体験ができると思います!
結成18周年を迎えようとしているシアターキューブリックは、
これまでの作品を通して、たくさんの人たちとめぐりあってきました。
多くのお客さんは勿論、各地で作品づくりに協力してくださった関係者の方々、
そして個性的な共演者たち。
劇団活動の最も大きな醍醐味は、この出会いです。
演劇という仕事に人生を捧げたいと思えるのは、この出会いです。
多くの方々と一緒にこの幸せを感じたくて、
きっと僕たちはこれからも前に進み続けるのだと思います。
お客さんに喜んでもらえる作品づくりを究めることは無論、
出会いの幸せに溢れた創作の現場でありたいシアターキューブリックです。
今週14日がお申込みの締切です。
少しでも興味を持ってくださったら、ぜひワークショップにご参加してみてください。
メンバー一同、ご応募お待ちしております!
ワークショップオーディション詳細ページはこちら。
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