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今月のお題「シアターキューブリック21周年」 [きゅ~め~るのお題]

30歳を過ぎ、40歳を過ぎ、知人の誕生日への関心は相変わらずあるものの、
自分の誕生日については、まるで興味がなくなってしまった自分が割りと好きなのですが、
劇団の周年記念に関しても昨年20周年を過ぎて、だんだんどうでもよくなってきました。
別に何十年も何百年も続けていくつもりもないのですが、
例えるなら長距離走の呼吸を身につけたような感覚です。


シアターキューブリックは2月27日で結成から21周年を迎えました。
みなさん、いつもありがとうございます。
演劇というのは、演者も裏方もお客さんも現場に勢揃いして初めて、
作品として成り立つ不思議で奇跡的なエンターテインメントでして、
劇団のメンバーや俳優たちだけでは、作品を創ることはできないんですよね。
逆の言い方をすれば、外部のスタッフさんやお客さんといった、
何かしらのかたちで作品に関わる人たち全員が、メンバーということになります。

その感覚は年々大きくなってきていて、
シアターキューブリックって、他の劇団と比べると、
お客さん一人ひとりのお人柄が投映されているなあと感じることがあります。
武将隊の活動や地元商店街での活動、
それからローカル鉄道演劇や銭湯演劇のように、
お客さんの反応が間近で感じられるスタイルの公演を
劇団活動のなかに織り交ぜてきたからかも知れません。


創作活動を行なう僕たちを応援してくださることにお礼を伝えたいのとともに、
僕たちと一緒に「劇団」という作品をかたちづくってくださっていることに
感謝の気持ちと喜びを感じている結成21年目です。

これから先、劇団が何年続こうと、何年で終わろうと、
今のこの風土は不変であると思いますし、そのようにありたいと思います。
なおかつ、自分たちでも予想のできないような変化を続けていきたいと思います。

旅するように、「今」の積み重ねを、みんなと続けていきたいです。

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