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コロナと採用人事 [社長の時間]

ネビュラエンタープライズに社名を変えて初めての社員募集は、
コロナ真っ只中、例年とはまったく異なる状況下で行なわれました。
エントリーした皆さんには、会社にいる「人」を感じてもらい、
かつ、僕らも会社に興味を持ってくれた皆さんの「人」を感じたい、という思いから、
昨年までは、軽食を準備しての歓談などを交えながら会社説明会を開き、
その後の書類選考や面接をしていたのですが、
今年のこの状況ではそうしたスタイルの採用活動も叶わず、
今回は、とてもスタンダードな説明会&採用試験となりました。
しかもお互いマスクをしたままなので、話しているときの表情もよく見えず、
逆に、辛うじて見ることができた皆さんの「目」の印象が鮮明に残っています。


今年は会社始まって以来最多、大変多くのご応募をいただきました。
新社名となり、ホームページで理念や雰囲気を発信したおかげかも知れませんが、
世の中の社員登用の状況は、これまでと比較にならないほど厳しいものがあるのだろう、
ということは明らかに感じ取ることができました。
しかも、弊社が身を置く舞台芸術業界は、ウイルス感染と戦いながらの経済活動に
とてつもなくハンデがある業態であることがあらためて露呈しました。
「ライブの醍醐味」「ナマの人と人とのふれあい」が魅力の核であるだけに、
舞台業界は「直撃」という表現のさらに上の言葉を探さねばならいほどの状況が続いています。
そうした舞台芸術業界に、よりによって今、飛び込もうとしている皆さんの想いは、
それぞれに胸を打つものがありました。

弊社の経営状況もゆっくりと上向いているとはいえ、
その水準たるや、安定化に至るまではまだまだ遠い道のりを覚悟せねばなりません。
そうした状況下での募集であったため、採用人数には限りがありましたが、
今回お話をさせていただく御縁をいただいた皆さんは、
人生にも、未来にも、舞台芸術にも、熱い想いを持った方ばかりでした。
来年春から一緒に働くことになる方とは、一日も早くその日が来ないか待ち遠しいですし、
残念ながら今回はご期待に沿えなかった方々も、
きっとご自身の持ち味を発揮する場所を見つけられることと信じています。

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ニュースでは、夏、秋と毎月増えてゆく倒産や失業者の報道を目にします。
「就職したくてもできなかった学生」に関しても相当多くなるのだろうと覚悟しています。
小さな会社を預かる立場として、少しでもその数字を下げられるよう、
たとえ自分の取り分を削ってでも、少しでも「仕事を分かち合う」ことが
とても大事な時代なのだろう、と考えたうえでの今回の採用活動でした。


引き続き、壮大なスイカ割りのような(笑)、暗中模索が続きます。
暗中だからこそ、光を目指して。

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