今月のお題「銚電スリーナイン!僕のベストショット!」 [きゅ~め~るのお題]
“旅と演劇のコラボレーション”、シアターキューブリックのローカル鉄道演劇、
『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』、全12ステージが終了しました。
演劇っていう娯楽は、表現者と観客が同じ空間で同じ空気を吸って、
今日と同じ芝居は二度と観ることができない不思議で愛おしいものです。
それがさらに、劇場を飛び出して、舞台も客席も境目がない空間で、
しかも走る列車のなかで、流れる車窓を感じながら、
終点の駅では、お客さん自身が舞台となる町を歩く、
という、演劇の醍醐味をこれでもか!!とばかりに詰め込んだのが、
このローカル鉄道演劇のシリーズ作品です。
今日のお題は、メンバーそれぞれが選ぶ『銚電スリーナイン』の舞台写真ベストショット!
緑川が選んだ一枚はこの写真です。
ふざけて選んでませんよ!大好きな写真たちの中から、
選んで選んで、けっこうガチで選び抜きました。
僕の脚本は、どちらかと言うと人間の心の機微を掘ってゆく傾向があって、
劇場のお芝居でも、鉄道公演でも、繊細な創作活動になりがちなのですが、
お芝居はお芝居。
遊びごころ満載で、楽しくやるもの。
そして、その楽しさをお客さんと共有するもの。
この一枚はそれを教えてくれる一枚です。
だって、今どき、お芝居でもなければ、電車でこんな恰好した人間見られないでしょう!?
逆の言い方をするとすれば、お芝居なんだから、ふだん有り得ないことをいっぱいやりたい!
ふんどし男も、電車の床に這いつくばる男も、
ホームで電車を全速力で追いかける男も、そんな気持ちから生まれたキャラクターです。
このふんどし男は、その後、外川駅で降りてゆくのですが、
たまたま駅に居合わせたお客さんが見たら、ぎょっとするはずです。
それくらいしないと、演劇のインパクトを世の中に発信できません!
たとえ公演のチケットを買ってもらえなかったとしても、
あらゆる方法で演劇の面白さの、カケラでも構わないから触れてほしい。
なにしろ、「ローカル鉄道演劇」と銘打っていながら、
僕らが使えるステージは電車だけではなく、その鉄道が走る町全体なのですから!
僕らは、10年前、銚子で上演した初めてのローカル鉄道演劇で、
誰かを応援する気持ちを込めながら作品を創ることの喜びを知りました。
その経験が、ここ10年間のシアターキューブリックの軌跡を作ってきました。
今や、その気持ちこそがシアターキューブリックの活動の神髄と言えます。
次回公演は、劇場での新作クリスマス公演です。
自分たちのやりたいことを詰め込みながらも、
銚子から始まったこの気持ちを大切に、創作活動の歩みを進めていきたいと思います。
さて、他のメンバーはどんな写真を選んでいるかな??
メンバーのブログは、劇団ホームページのトップにリンクしています。
『銚電スリーナイン~Return to the Roots~』、全12ステージが終了しました。
演劇っていう娯楽は、表現者と観客が同じ空間で同じ空気を吸って、
今日と同じ芝居は二度と観ることができない不思議で愛おしいものです。
それがさらに、劇場を飛び出して、舞台も客席も境目がない空間で、
しかも走る列車のなかで、流れる車窓を感じながら、
終点の駅では、お客さん自身が舞台となる町を歩く、
という、演劇の醍醐味をこれでもか!!とばかりに詰め込んだのが、
このローカル鉄道演劇のシリーズ作品です。
今日のお題は、メンバーそれぞれが選ぶ『銚電スリーナイン』の舞台写真ベストショット!
緑川が選んだ一枚はこの写真です。
ふざけて選んでませんよ!大好きな写真たちの中から、
選んで選んで、けっこうガチで選び抜きました。
僕の脚本は、どちらかと言うと人間の心の機微を掘ってゆく傾向があって、
劇場のお芝居でも、鉄道公演でも、繊細な創作活動になりがちなのですが、
お芝居はお芝居。
遊びごころ満載で、楽しくやるもの。
そして、その楽しさをお客さんと共有するもの。
この一枚はそれを教えてくれる一枚です。
だって、今どき、お芝居でもなければ、電車でこんな恰好した人間見られないでしょう!?
逆の言い方をするとすれば、お芝居なんだから、ふだん有り得ないことをいっぱいやりたい!
ふんどし男も、電車の床に這いつくばる男も、
ホームで電車を全速力で追いかける男も、そんな気持ちから生まれたキャラクターです。
このふんどし男は、その後、外川駅で降りてゆくのですが、
たまたま駅に居合わせたお客さんが見たら、ぎょっとするはずです。
それくらいしないと、演劇のインパクトを世の中に発信できません!
たとえ公演のチケットを買ってもらえなかったとしても、
あらゆる方法で演劇の面白さの、カケラでも構わないから触れてほしい。
なにしろ、「ローカル鉄道演劇」と銘打っていながら、
僕らが使えるステージは電車だけではなく、その鉄道が走る町全体なのですから!
僕らは、10年前、銚子で上演した初めてのローカル鉄道演劇で、
誰かを応援する気持ちを込めながら作品を創ることの喜びを知りました。
その経験が、ここ10年間のシアターキューブリックの軌跡を作ってきました。
今や、その気持ちこそがシアターキューブリックの活動の神髄と言えます。
次回公演は、劇場での新作クリスマス公演です。
自分たちのやりたいことを詰め込みながらも、
銚子から始まったこの気持ちを大切に、創作活動の歩みを進めていきたいと思います。
さて、他のメンバーはどんな写真を選んでいるかな??
メンバーのブログは、劇団ホームページのトップにリンクしています。
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